子供と生活をしているとよくない言動にに対して指摘する場面が当然たくさんあります。
ただ、自分のその指摘しなければならない内容・場面・伝え方が果たして正しいのか?と考えたときいつも(特に強く怒った後)一人反省会となることが多いです。
自分の中でどのように感情が動いているのか少しまとめてみようと思います。
子供を叱る場面
- 食事の時
- 遊ばない(集中して食べる)
- 手を使わない
- 口に食べ物を入れてしゃべらない
- 好き嫌いしない
- 姿勢(こぼさないように、お皿をもつ)
- 遊んだ後片づける
- 赤ちゃんと一緒にいるとき
- 目と口を触らない
- つぶさない(上に乗らない)
- 思い通りにいかない時
- モノを投げたりしない
- 癇癪を起さない(叫ばない)
- 聞かれたら返事をする、挨拶をする
今の叱り方、伝え方
食事の時はこっちが嫌になるくらい注意ばっかりしています。多分本人も楽しくないと思います。
伝え方としては、自分が冷静なときは
「ほら、お皿持って。反対の手がお留守だよ」
「ごっくんしてから喋ろうね」
「あと少しだから集中して食べちゃおう」
といった感じで言っています。
ただ、あまり好きじゃないメニューの時や疲れて?ぐちゃぐちゃの時などは、もうそれはそれは反抗的な態度で食べ物にほぼ手を付けず、作ったこっちの気持ちをこれほどまでに逆撫でしてくれるのか!といった態度で食卓にあがります。
そんな時は
「はい、もう食べなくていい。ご馳走様して。」
と突き放すことが多いです。私がそのモードになったら夫がやさーしく言い聞かせながらスプーンで食べさせてあげていることが多いです。まさに雛鳥。
じゃあ食事もそこそこに食べ物で遊んで、ボロボロこぼして、好きなものだけ食べてご馳走様。
これでいいのか?といったら・・・
5歳だからいいにしているご家庭が多いのでしょうか?自分が多くを求めすぎなのでしょうか?
といった感じです。
特にお絵描きでうまく書けない、字が思い通りに書けない、人形の髪が思い通りに結べない。といったシーンでは癇癪を起しておもちゃや鉛筆を投げつけたり手元にあるものをぐちゃぐちゃにして叫びだすことが多々あります。
こうなったらもうダメ。私が。
一緒になってキレます。
①怒鳴りつける
②投げつけたおもちゃをその場で捨てる
➂元に戻るまで無視
だいたいこのどれかをしてしまいます。怒鳴りつけるが多いかもしれません。
本当は子供とどのように接していきたいのか
自分に非常に余裕があるときは笑いの要素を入れたりして知恵を使ってうまく子供をおだてて乗せることができます。(それでもだめだった時はやっぱりキレてしまいますが)
理想の対応としたらそうしてあげたいです。
さらに言えばガミガミいうの嫌ですよ・・・もう息を吸うようにあれせぇこれせぇ、あれするな、これはやめて・・・
こんな毎日。嫌になりますよ。
「キレて」「怒鳴って」しまうときの自分の心の中
子供に怒っているとき、特にキレてしまっているときは何故そこまでプッツンしてしまうのか。
落ち着いているときに考えてみます。
一番堪えられないのは癇癪。キレ散らかして叫んでものに当たっている時。
どんな気持ちになるか・・・5歳と同じ状態に落ちてしまっています。たぶん。
向こうが怒鳴っているからこっちも・・・
より大きい声で押さえつければ大人しくなる、いうことを聞く、そう思っているのかも。
というか多分自分がそうされてきたからその方法しか知らない。咄嗟に出てこない。
自分の感情をむき出しにできるなんてずるい。誰かにご機嫌を取ってもらえるなんて羨ましい。
もしかしたらそうなのかもしれない。
自分の小さいころの記憶なんてもちろん全部あるわけじゃないけど、「子供らしくない」「手のかからない子だった」とは言われている。
果たしてそれって・・・
後悔しないために変えたいこと
子供に自分のような感情のコントロールができなくて生きづらい人間にはなってほしくないです。
勉強も、運動も、マナーも大切かもしれないけど、
一番は「自分の体と心を大切にできる」ことだと思います。
それができて初めて自分以外を大切にできるし、勉強や運動への意欲や興味につながると思うので。
ここのところ、私の状態があまりにも悪すぎて(言い訳)口を開けば叱って叱って叱って・・・といった状態を続けてしまっていました。
子供は自分の意見を言わなくなりました。5歳なのに「どうしたいの?」に対して「大丈夫」と答えました。
大丈夫って・・・
すごく悲しかったです。
トイレも近くなりました。下の子が生まれて間もないころの赤ちゃん返り以来です。
しっかり子供はその小さな心で私の怒りを受け止めていました。
ごめんなさい。本当にごめんなさい。
5歳です。やってほしいことはやりません。やってほしくないことをやります。
叫びます。わがままも言います。
食事は集中できません。こぼします。遊びます。
これ全部普通です。
それを私は少し会話ができてコミュニケーションが取れるようになってきたから、大人と同じ理解で求めていたんだと思います。
本当にごめんなさい。
それでも子供は私と遊びたいと近づいてきてくれます。
私をお風呂に入りたいと誘ってくれます。
本当にごめんね。
次の日も少し元気がないように感じますが普通に接してくれます。
大人みたいにいつまでも怒っていたり、根に持つっていうことをまだ知らないんだと思います。
こんな無垢な子に、私はなんで怒鳴れるのか、怒れるのか、
私はこの罪悪感は忘れてはいけないと思います。子供の心を親が傷つけてしまうなんてあってはならないのに、私はそれを大切なかわいいわが子にしてしまったのです。
ずっとこの罪悪感を背負っていかなければなりません。
そうしないとまた繰り返すから。
これから反抗期もやってくるでしょう。自分が抑えられるか正直怖いです。
でも今日のことを絶対に忘れずにいなければなりません。
情けないことに自分のコントロール方法はまだわかりません。
でもリミッターが外れる前に物理的に距離を開けることはできます。
子供を自分から非難させてあげるんです。
こんな親になるなんて、情けない。
あー、私も愛されたかったな。
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